ビジネス・レーバー・トレンド2026年10月号

原則25日更新

保育・学校の職場の働き方と処遇の現状と課題 ――労働組合の取材から

保育士や学校教師は、子どもと日々向き合う難しい仕事であり、また、社会を支える重要な職業だと言える。だからこそ、保育士や教師として働く人たちには、職務の重要性にふさわしい職場環境や処遇にしていくことが求められる。保育では、子どもの定員拡大に伴い、人材確保が重要な課題となっているが、産業平均より給与水準が低いとのデータもある。教師については、長年課題とされてきた長時間労働などの是正に向けた働き方改革のまっただ中にある。民間の職場が賃上げなど処遇改善の流れにあるなかで、保育士、教師の働き方や処遇は、いまどのような状況にあるのか。本号では、現場実態に精通する労働組合の取材と各種調査結果から、それぞれの職場の実態を捉え、今後求められる実効策を考える。

目次

労働組合取材

調査部では、公立の保育所等で働く保育士も組合員となっている自治労の社会福祉評議会、公立学校の教師など18万人の教職員組合員を抱える日教組を取材し、保育士、教師それぞれの働き方や処遇などの現状と課題について話を聞いた。


保育・教員職場に関する調査結果


2026春闘における賃上げ等の状況


スペシャルトピック

注目度の高い国内のトピックスを、より詳しく紹介します。


国内トピックス

行政、企業、労働組合などの最新動向を、政策課題担当の調査員がわかりやすく紹介します。


ビジネス・レーバー・モニター定例調査

雇用動向や人事労務管理面での変化・課題などについて、モニター委嘱先(企業、事業主団体、産業別労組、単組)を対象に、企業・団体には年4回、労働組合には年2回、アンケート調査を実施しています。

<企業・業界団体調査 2026年4~6月期の業況実績/7~9月期の業況見通し>


海外労働事情

海外情報を担当する調査員が、欧米・アジアを中心に、労働市場・賃金動向・職業紹介・職業訓練・労使関係など様々な視点から最新事情を紹介します。

フランス①
猛暑対策として配達休止時間帯を設定 ―フードデリバリーの就労をめぐって①
フランス②
「最低収入保障」の引き上げに合意 ―フードデリバリーの就労をめぐって②
中国①
第15次五カ年計画「雇用政策」 ―雇用の質・AI活用・社会保障を強化
中国②
転職時における企業年金口座の移換手続きを統一・簡素化
台湾①
AI需要の拡大で製造業などの外国人労働者の残業時間が増加
台湾②
外国人技術人材、台北市のホテルで受け入れへ
ILO①
若年失業率は12.4%とやや上昇、米国など高所得国で悪化の傾向 ―ILO「世界の雇用情勢―若者編2026年版」
ILO②
労働に関する「心理社会的リスク」に関連して年間84万人が死亡 ―ILO報告
OECD①
農業所得は今後10年で9%増を予測、高齢化や新規参入に課題 ―OECD・FAO報告書
OECD②
地域間の雇用機会や所得格差は大きく、雇用政策で地方支援を ―OECD 雇用見通し2026
OECD③
スコアの悪化が将来の生産性の低下や機会不平等につながると懸念 ―「PISA 2025」公表でOECD事務総長

ちょっと気になるデータ

最近公表された公的統計のなかから、ちょっと気になるデータを統計解析担当の調査員がピックアップし、わかりやすく紹介します。(統計解析担当)

2026年9月28日掲載