海外労働情報2012
第12回日韓ワークショップ報告書
外国人労働者問題:日韓比較
概要
労働政策研究・研修機構では毎年、韓国労働研究院(KLI)と共催で、日韓両国に共通する労働政策課題を取り上げて議論し、相互の研究の深化を図ることを目的に「日韓ワークショップ」を開催しています。2012年のワークショップは「外国人労働者問題」をテーマとして6月8日に東京で開催しました。
日本における外国人労働者問題については、現在、さまざまな立場からの取り組みが検討・実施され、解決が急がれる喫緊の課題についても指摘がなされています。
具体的には、高度技能を要する外国人労働者へのニーズが高まり、高度外国人を対象としたポイント制導入などの積極的政策が検討される一方、専門的技術的分野において、世界同時不況の発生などにより南米系日系労働者をはじめとした外国人労働者が深刻な雇用不安に直面しています。
他方、韓国においては、雇用許可制度(EPS)の導入など、外国人労働者問題に対して、日本とは異なるアプローチがとられており、その成果と課題が顕在化しつつあります。
今回のワークショップでは、日韓各国の現状や法整備と課題について、両国の研究者がこれまでの研究成果に基づいて報告し、背景にある文化的・制度的問題や外国人労働者問題の解消に向けた有効な施策あり方などについて意見交換を行いました。本報告書はこのワークショップの報告論文を収録したものです。
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関連の研究成果
- 海外労働情報17-12「第17回日韓ワークショップ報告書」(2017年12月)
- 海外労働情報16-09「第16回日韓ワークショップ報告書」(2016年9月)
- 海外労働情報15-12「第15回日韓ワークショップ報告書」(2015年12月)
- 海外労働情報14-09「第14回日韓ワークショップ報告書」(2014年9月)
- 海外労働情報2013「第13回日韓ワークショップ報告書」(2013年9月)
関連情報
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お問合せ先
内容について
調査部 国際研究交流課 電話:03-5903-6274
(10時~12時および13時~17時。土日祝日と年末年始を除く。)
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