第3期プロジェクト研究シリーズNo.4 日本的雇用システムのゆくえ
概要
近年の社会・経済・産業の構造変化や技術革新の中で、長期雇用慣行、年功的処遇、正規・非正規労働者の分離などにより特徴づけられ、わが国の雇用社会の中心にあると考えられてきた「日本的雇用システム」がどのように変容しているのかを、官庁統計やJILPTの調査結果の総合的な分析により把握し、今後の課題のありようを考察しています。
目次
- 序章 問題設定と概要
- 第1章 総論─基礎的指標による日本的雇用システムの概観
- 第2章 若者のキャリア──学校から職業への移行における変化
- 第3章 雇用システムと高年齢者雇用
- 第4章 日本的雇用システムと女性のキャリア──管理職昇進を中心に
- 第5章 雇用ポートフォリオと正社員の賃金管理
- 第6章 日本企業における能力開発・キャリア管理
- 第7章 職場におけるキャリア形成支援の動向
- 補論 高度専門人材の人事管理──個別企業の競争力の視点を中心に
- 終章 結論と次の研究課題
執筆者
- 高橋 康二
- 労働政策研究・研修機構副主任研究員
- 堀 有喜衣
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
- 浅尾 裕
- 労働政策研究・研修機構特任研究員
- 池田 心豪
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
- 荻野 登
- 労働政策研究・研修機構研究所副所長
- 藤本 真
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
- 下村 英雄
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
- 山崎 憲
- 労働政策研究・研修機構主任調査員
- 奥田 栄二
- 労働政策研究・研修機構主任調査員補佐
※所属や肩書は2017年12月22日時点のものです。
お問合せ先
- 購入について
- 研究調整部 成果普及課 Tel: 03-5903-6263