最新号 日本労働研究雑誌 2024年10月号(No.771)

提言

最低賃金をめぐる今日的変化とEBPM（PDF:144KB）

樋口　美雄（慶應義塾大学名誉教授）

解題

最低賃金「1000円」の先（PDF:214KB）

編集委員会

論文

最低賃金上昇の企業への影響 要約

森川　正之（一橋大学特任教授／経済産業研究所特別上席研究員）

最低賃金が雇用に与える影響─労働市場の競争性による違い 要約

奥平　寛子（同志社大学大学院准教授）

最低賃金上昇は地方のイニシアチブで 要約

安部　由起子（北海道大学教授）

紹介

電機連合における特定最低賃金の取り組みについて

水崎　恵一（電機連合中央執行委員）

論文

最低賃金の決定メカニズムの課題と今後の在り方 要約

山田　久（法政大学経営大学院教授）

韓国における最低賃金の引き上げをめぐる議論と課題 要約

金　明中（ニッセイ基礎研究所上席研究員）

最低賃金上昇は労働時間を抑制するか？ 要約

児玉　直美（明治学院大学教授）

桃田　翔平（広島大学助教）

書評

谷本雅之 著『在来的発展と大都市─20世紀日本における中小経営の展開』

橋野　知子（神戸大学教授）

西村孝史 著『職場のソーシャル・キャピタル─人的資源管理が創り出す個と組織の関係性』

鈴木　竜太（神戸大学大学院教授）

読書ノート

田中洋子 編著『エッセンシャルワーカー─社会に不可欠な仕事なのに，なぜ安く使われるのか』

今野　晴貴（NPO法人POSSE代表理事）

論文Today

介護者の法的地位─EU法に照らしたフランスの状況

蔡　璧竹（東京大学大学院博士課程）

フィールド・アイ

デジタル化と留学生活（フランクフルトから②）

桑村　裕美子（東北大学大学院教授）

• Contents and Abstracts *English

次号予告（2024年11月号）

ディアローグ:労働判例この1年の争点+特集「生活を守るアクターとしての組合」（仮題）

毎年恒例のディアローグは本年も神吉知郁子先生と富永晃一先生に、この1年の重要な労働判例についてご議論いただいた内容を収録いたします。どうぞご期待ください。