第4期プロジェクト研究シリーズNo.7 働き方改革、働き過ぎの、「今」─課題解消の手掛かりを求めて
概要
今、労働時間の問題は、主に労働者の健康に着目して法政策が進められています。このことは特に、長時間労働による働き過ぎ問題への政策的な対応や、働き方改革による労働基準法など関連する法令の改正として具体化されています。本書は、アンケート調査結果と行政資料に基づいて、働き方改革と働き過ぎの「今」を分析して、職場で生じている諸課題の解消に向けた手掛かりを探求しようとする研究の成果を掲載しています。
目次
- 序章
- 第1章 労働時間研究と働き方改革の影響
- 第2章 管理職の職場マネジメント時間の不足要因について
- 第3章 労働者の健康・メンタルヘルスと労働環境の課題
- 第4章 労災認定事案に見る職場管理の実情
- 第5章 精神障害の労災認定事案─長時間労働との関係から検討する
- 終章
執筆者
- 池添 弘邦
- 労働政策研究・研修機構 副統括研究員
- 小倉 一哉
- 早稲田大学大学院 商学学術院 教授
- 高見 具広
- 労働政策研究・研修機構 主任研究員
- 藤本 隆史
- 労働政策研究・研修機構 リサーチアソシエイト
※所属や肩書は2023年3月30日時点のものです。
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