第2期プロジェクト研究シリーズNo.6 キャリア形成支援における適性評価の意義と方法
概要
現在、若者に対する職業意識を高める上でのキャリア教育の必要性が論じられ、また、離転職者や非正規労働者に加え、在職者に対するキャリア・コンサルティングのニーズも高まる状況にあって、職業適性評価の役割が重要になっています。JILPTでは、これまで様々な職業適性検査、キャリアガイダンス・ツールの開発を行っており、近年ではコンピュータによるキャリアガイダンス・システムやカード式のツールも開発しています。本書では、昨今の職業適性評価に関連した研究を紹介するとともに、これまでJILPTが開発してきた各種職業適性検査やキャリアガイダンス・ツールについて詳しく解説します。
目次
- まえがき・目次(PDF:684KB)
- 序章
- 第Ⅰ部 職業適性評価をめぐって
- 第1章 職業適性の定義と評価
- 第2章 生涯にわたるキャリア形成と仕事の適性
- 第Ⅱ部 各種の職業適性検査・ツールの解説
- 第1章 紙筆検査型の職業適性検査
- 第2章 コンピュータによるキャリアガイダンス・システム
- 第3章 カード式のキャリアガイダンス・ツール
- コラム キャリアシミュレーションプログラム
- 第Ⅲ部 職業適性検査・ツールの開発、適用、活用をめぐって─最近の研究成果から─
- 第1章 一般職業適性検査(GATB)の中高年齢者に対する適用
- 第2章 コンピュータ支援型キャリアガイダンスシステム(CACGS)の開発
- 第3章 職業カードソート技法による適性の評価
- 第4章 OHBYカードの学校における活用事例
- 第5章 VRTカードの開発─尺度としての信頼性の検証─
- 第6章 VRTカードの活用─就職支援の場での評価と活用─
- 終章 職業適性検査の活用の可能性
- 索引・執筆者略歴
執筆者
- 室山晴美
- 労働政策研究・研修機構主任研究員、博士(学術)
- 西村公子
- 佐賀労働局長(執筆時:労働政策研究・研修機構統括研究員)
- 長縄久生
- 労働政策研究・研修機構アドバイザリー・リサーチャー 前主任研究員
- 深町珠由
- 労働政策研究・研修機構副主任研究員
- 下村英雄
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
※所属や肩書は2012年3月31日時点のものです。
お問合せ先
- 購入について
- 研究調整部 成果普及課 Tel: 03-5903-6263
![]() ![]() |
PDF形式のファイルをご覧になるためにはAdobe Readerが必要です。バナーのリンク先から最新版をダウンロードしてご利用ください(無償)。Adobe Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合は「閲覧に必要なソフトウェアについて」をご覧ください。 |