労組「ある」企業、「ない」企業に時給で約10ドル上回る
―労働省調査
労働省は9月8日、労働組合のある企業とない企業の賃金・手当に関する調査報告を発表した。6月までの1年間を調べたもので、賃金・手当の時給額は、労組のある企業の場合に平均38.19ドルで、労組のない企業の27.06ドルを約10ドル上回った。
手当の上昇率が労組のある企業で4.5%、ない企業で2.7%と労組のある企業が上回った一方で、賃金上昇室では、労組のある企業が0.7%、ない企業が1.6%と労組のない企業が上回る結果となった。
参考
- Unionized Workers’ Gains Trail Those Of Nonunion Ones in Pay, but Not Benefit, Sep. 8, Daily Labor Report
参考レート
- 1米ドル(USD)=76.72円(※みずほ銀行
ホームページ2011年10月5日現在)
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