2004年の労働者海外派遣 6万7000人を超す

カテゴリー:外国人労働者人材育成・職業能力開発

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  • 国別労働トピック:2005年4月

海外派遣労働者管理局(DAFEL)によると2004年に企業が海外に派遣した労働者は6万7440人で、目標を7000人上回った。外貨獲得額は16億ドルを超える。

ベトナム人労働者の受け入れが最も多いのは台湾の3万7140人、家事手伝いとして働く女性が多数を占める。続いてマレーシアの1万4560人、ラオス6600人、韓国4770人、日本2750人。もっとも受け入れが厳しい英国は327人。

DAFELはベトナム人労働者の約90%は技能を必要とする職に就いていて、うち50%近くは派遣前に技能を修得しているが、残りは派遣先で習得すると見ている。DAFELと労働者派遣会社が懸念するのが脱走問題。台湾では派遣労働者の1割以上が脱走しており、台湾側は脱走者全員をベトナム本国へ送還しなければ、受け入れを停止すると通告している。

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