大企業で目立つ労働ポスト削減
大企業における労働ポストが減少している。4半期ごとに公表されるISTAT(国立統計局)のデータによると、今年5月では、昨年同時期と比べて、1万6000の労働ポストが削減された(先月比では0.1%増)。
ISTATのデータによると、この1年間に、工業部門における労働ポストは3.1%の減少(2万4000ポスト減)であった。一方、サービス部門では回復がみられ、0.7%の増加(8000ポスト増)となっている。これに対し、今年1月から5月までの5カ月間での全体の数値は、昨年の同時期に比べて0.9%の減少であった。
部門ごとにみると、5月の数値は、エネルギー・電気・ガス・水生産部門で6%減、製造業部門で2.7%減、建築部門で1.5%減となっている。
2004年10月 イタリアの記事一覧
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