ファーイースト銀行が700人の人員削減計画

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック:1999年11月

国内の大手銀行の1つ、ファーイースト信託銀行は、7月29日700人の行員を削減することになる経営の再編を行うと発表した。

「最初に、9つの支店の合併整理、本店の合理化を実施する。これは、約300人の余剰人員の削減となり、様々な部門の合理化を完成することにより、総削減数は約700人に達する」とエスプリツ頭取はフィリピン証券取引所での記者会見で述べた。これにより、株価は1.6%上昇し、63.50ペソになった。

ファーイースト信託銀行の発表では、今年6月現在で6174人の行員を抱え、国内に259の支店を持っている。また、「ロイター有価証券3000」によると、ファーイースト信託銀行は、フィリピンで4番目に大きい銀行で、市場の現価計上額は374.8億ペソになる。

尚、7月27日ファーイースト信託銀行はフィリピンアイランド銀行とフィリピンユニオン銀行との合併を否定した。

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