課題研究:平成21年度

研究テーマ名 趣旨・内容

失業・労働力需給指標研究 (雇用・失業構造研究)

非正規化の雇用・失業に及ぼす影響、若年者の労働力状態(ニート等非正規、失業、ニート(無業))の移行の実態とその変動要因を中心に研究を行う。

失業・労働力需給指標研究(総合的な労働力需給指標研究)

総合的な労働力需給指標(求人数)の開発に当たって、外国における状況を把握し、日本において導入する際の諸条件を明らかにする。

変化する賃金・雇用制度下における男女間賃金格差に関する研究

男女間に存在する賃金の差異について、合理的に説明できる部分とそうでない部分とを可能な限り明確化するため、海外等文献サーベイや、必要に応じアンケート調査の再分析等を行う。

最低賃金制度に関する調査研究

生産性の向上と賃金引き上げの関係、最低賃金引き上げの経済に対する影響について研究を行う。

ものづくり産業においてグローバル競争に耐え得る技能の高度化のための人材の育成に関する調査研究

グローバル経済化の下でも我が国が優位性を失わないような技能にはどのようなものがあるかを明らかにするとともに、そうした技能の育成・継承を図っていくために必要な人材育成、能力開発のあり方について検討する。

教育訓練機関等(教育訓練プロバイダー)の実態等に関する調査研究

教育訓練サービスの品質保証に関して、日本の教育訓練プロバイダーは、どのような管理活動を行っているのか等、その実状を明らかにする。

中学・高校等のキャリア教育の効果に関する調査研究

学校段階におけるキャリア教育が、社会人となった後の仕事意欲や社会人意識、職場定着などにどのような影響を与えているのか、どういったキャリア教育が社会人になる段階(なった後)で効果があるのかなどについて調査研究を行う。