雇用者数堅調な伸び
シンガポール人的資源省の発表によると、1~3月期で昨年同期比ほぼ2倍増の3万3400の新規雇用が創出され、2006年3月の雇用者数は235万人にのぼったことが明らかになった。雇用市場は堅調に推移している。雇用はすべてのセクターで好調さを見せており、サービス部門は昨年度比69.0%アップの1万7900の増、製造業部門も約倍増の1万400の増、この他建設部門も堅調な伸びを見せている。
グローバルスタッフィング社のオペレーション担当シニアマネジャーは雇用市場の好調さを、「サービス部門の好調さがシンガポールの雇用市場を牽引している」と分析し、「多くの製造業が海外へ流出した後、サービス部門の雇用がこれを十分補っている」と説明した。ただし、製造業についても、今後シンガポールの製造業が高い付加価値をつけることで、十分に市場での競争は可能であり、外国投資を誘引することによりこの分野における雇用も継続して増える要素があるとしている。第一四半期の完全失業率は2.6%。昨年同期比の3.3%から0.7ポイント改善している。
出所
- Ministry of Manpower
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