12月の失業率、わずかに上昇

カテゴリー:雇用・失業問題統計

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  • 国別労働トピック:2005年3月

シンガポール人材開発省(MOM)の発表によると、昨年12月末時点の失業率は3.7%となり、9月末の3.6%からわずかに上昇した。

他方、第4四半期(10~12月期)の雇用者数は2万7500人増加しており、四半期では4年ぶりの高い伸びとなった。特に年末シーズンの影響でサービス分野の雇用増が目立っており、同分野だけで2万3300人の雇用を創出、昨年通年では4万9900人となり、全業種を合わせた雇用者数の4分の3を占めた。一方製造業は5700人と前期の8500人から減少している。建設業は1700人減から1000人減へとわずかに改善した。

また、第4四半期の解雇者数は2900人で、前期の1967人を上回った。製造業は767人で前期の750人を上回っている。その他(農業、漁業、公益事業など)も16人から82人へと増えた。サービス業はほぼ変わらずの1060人にとどまった。

失業率推移 (季節調整済み値、%)
  2003年12月 2004年3月 2004年6月 2004年9月 2004年12月*
全体 4.6 4.5 4.3 3.6 3.7
シンガポール人 5.0 5.2 5.0 3.9 4.0

出所:Ministry of manpower

*は速報値

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