不足する技術労働者

2003年、中国企業家協会が、3192人の企業経営者に対して行ったサンプル調査の結果から次のようなことが明らかになった。

80％近くの企業経営者が、技術労働者が不足していると回答した。一方、19.5％の経営者が適正と答え、2.2％の経営者が人員過剰と答えた。
管理者については、半数以上の経営者が不足していると回答した。一方、41.5％の経営者が適正と答え、7.7％の経営者が人員過剰と答えた。このうち、管理者が不足であると答えた非国有企業経営者の割率は国有企業より高く、その差は14ポイントとなっている。
販売員については、73.8％の企業経営者が不足と回答した。一方、23.3％の経営者が適正と答え、2.9％の経営者が人員過剰と答えた。
一般労働者については、上述の職種とは反対に、51.7％の企業経営者が人員過剰と答え、42％の経営者が適正と回答した。一方、6.3％の経営者が不足と考えている。
地区別に見ると、一般労働者が人員過剰だと考える企業経営の比率は中西部地区が東部地区より高い。
企業規模別について見ると、一般労働者が人員過剰だと回答する企業経営者の割合は、大型企業のほうが中小企業より高く、また、国有企業のほうが非公有制企業よりはるかに高く、両者の差は20ポイント以上となっている。

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