2003年4月の失業率、12.2%に減少
国家統計局の発表によると、2003年4月の失業率が、前年同期比1.7ポイントも下降し12.2%になった。失業者数に直すと、人口が増加しているにもかかわらず、前年同期の487万人から422万人に減少したことになる。
ただし、2003年1月の10.6%より高い。これは、例年、新卒の労働者が春に労働市場に流入したためである。
産業別に見てみると、第3次産業の労働者数は、前年同期比で、0.4%増加したが、全体に占める比率は、47.5%から47.4%に下降している。第1次産業の労働者数は、前年同期比1.2%増加し、1100万人から1120万人になった。全体に占める比率も、36.5%から36.7%の上昇した。
失業率 | 失業者数 | 労働力人口 | |
---|---|---|---|
2002年4月 | 13.9% | 487万人 | 3510万人 |
2003年4月 | 12.2% | 422万人 | 3460万人 |
出所:国家統計局
2002年4月 | 2002年7月 | 2002年10月 | 2003年1月 | 2003年4月 | |
---|---|---|---|---|---|
失業者数 (単位1000人) |
4,866 | 3,814 | 3,423 | 3,559 | 4,217 |
失業率 % | 13.9 | 11.2 | 10.2 | 10.6 | 12.2 |
出所:国家統計局
2003年9月 フィリピンの記事一覧
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