2003年4月の失業率、12.2%に減少

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

カテゴリー:雇用・失業問題統計

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  • 国別労働トピック:2003年9月

国家統計局の発表によると、2003年4月の失業率が、前年同期比1.7ポイントも下降し12.2%になった。失業者数に直すと、人口が増加しているにもかかわらず、前年同期の487万人から422万人に減少したことになる。

ただし、2003年1月の10.6%より高い。これは、例年、新卒の労働者が春に労働市場に流入したためである。

産業別に見てみると、第3次産業の労働者数は、前年同期比で、0.4%増加したが、全体に占める比率は、47.5%から47.4%に下降している。第1次産業の労働者数は、前年同期比1.2%増加し、1100万人から1120万人になった。全体に占める比率も、36.5%から36.7%の上昇した。

失業率と失業者数
  失業率 失業者数 労働力人口
2002年4月 13.9% 487万人 3510万人
2003年4月 12.2% 422万人 3460万人

出所:国家統計局

過去1年間の失業者数と失業率
  2002年4月 2002年7月 2002年10月 2003年1月 2003年4月
失業者数
(単位1000人)
4,866 3,814 3,423 3,559 4,217
失業率 % 13.9 11.2 10.2 10.6 12.2

出所:国家統計局

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