外国投資企業、雇用センター介さずにベトナム従業員採用可能

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック:2003年3月

労働・傷病兵・社会問題省(MoLISA)によれば、外国投資企業は2003年1月から、ベトナム人従業員採用にあたり、雇用サービスセンターを介さずに直接採用することができるようになる。従来は、外国投資企業によるベトナム人従業員募集は、雇用サービスセンターから採用候補者の紹介を受けることが原則であったが、2002年の労働法改正により、外国投資企業は直接又は雇用サービスセンターを通じてベトナム人労働者を募集できるという規定に、労働法の文言が変更されていた。

ただし、外国投資企業で働くベトナム人従業員の賃金に関する規制は従来通りで、最低賃金は、ハノイ、ホーチミン両市中心部では62万6000ドン(41ドル)、ハノイ、ホーチミン両市郊外およびハイフォン、ビエンホア、ブンタウ各市中心部では55万6000ドン(36ドル)、他の地域では48万7000ドン(32ドル)である。

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