望まれるIT教育の高度化

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック:2002年10月

フィリピン情報技術研究学会(NIIT)は、今後のフィリピンの情報技術教育は、プログラマーやソフトウェア開発者のような高度かつ専門性の高い情報技術者の育成を図るべきであるという提言を発表した。

フィリピンのIT教育の現状

バートロメゥ・シラヤンNIIT会長は、現時点の多くのIT教育機関は、教育水準が低く、教育システムにも問題が多く、優秀な技術者を養成できず、卒業生の多くは、コールセンターに就職するか、あるいは就職先すら見つかっていないと分析した。

今後のIT産業の展望

シラヤンNIIT会長は、米国企業の多くが、IT不況にもかかわらず、設備投資よりも、ソフトウェアの導入に投資していること、国際市場において、今後インターネット上のウェブサービス、並びに第3世代携帯電話を中心とするソフトウェア需要の増加が予測されることを根拠に、今後のIT産業の成長率は高いと楽観視している。

今後のIT技術者教育求められる体制内容

シラヤンNIIT会長は、今後のIT産業は、JAVA技術者など高度な情報技術を習得した労働者の需要が高まると予測し、フィリピンのIT教育はこうした最先端の情報技術を習得できると同時に、技術革新の速度に常に追随できる体制を確立すべきであると指摘している。

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