年金生活者の35.6%は就労中
ブラジルで第三世代と呼ぶ高齢者が、どのような収入により生活を支えているかをブラジル地理統計資料院(IBGE)が調査したところ、男性では年金生活者が54%、労働収入が36%、女性は10%が労働による収入で生活を支えていることが判明した。年金需給資格がなかったり、年金では生活費に不足するために働いている第三世代は男女平均すると、その年代の人口の31.5%に相当する450万人となっており、そのうち300万人は年金を受け取りながら働いている。また収入をどのように支出しているかを1996年のデータで資料院が分析したところ、60歳以上の人口の最大支出先は健康維持サービスの13.5%、(60歳以下は7%)、2番目は薬品購入費の9.7%(60歳以下は4.16%)となった。
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