3年連続労働者収入低下
ブラジル地理統計資料院(IBGE)は、2001年も国内の給料生活者の平均収入が3.9%低下して、99年以来3年連続低下になったと発表した。資料院の分析専門家は2002年も過去の落ち込み分を回復出来る予想は立たないとコメントしており、経済回復が雇用増加をもたらすような水準にならないと、給料回復は期待できないとみているが、2002年のGDP成長予想は2%程度となっており、給料回復には非常に大きなGDPの成長を要すると評価している。公式失業指数も2001年1月の5.7%、同年12月の5.6%が2002年1月は6.8%へ増加している。
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