求人広告が急減
新聞・雑誌の求人広告が急速に減少している。採用雇用連盟(REC)の調べによると、10月に民間の新聞・雑誌に掲載された求人広告は1年前の半分以下であった。
調査によれば、正規従業員の数が11月も減少し、これで7ヶ月連続の減少となった。この結果を踏まえてRECは、2002年初頭の失業水準はさらに悪化すると予測している。世界的な経済減速と米同時多発以降の人員削減の頻発で、低下し続けていた失業者数は10月に1年ぶりに増加に転じていた。
求人が最も顕著に減っているのは、情報技術とコンピューターの正規従業員。またエンジニアリング、建設、ホテル、配膳などの分野でも減少が目立っている。
一方、公共部門の労働市場は今なお逼迫しているとRECは見ている。とくに教員と看護婦でその傾向が強く、前年比でわずか6%しか低下していない。
2002年2月 イギリスの記事一覧
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