欧州委員会、2003年を障害者年とする提案を採択

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック:2001年9月

欧州委員会は、2001年5月に2003年を障害者年(the European Year of People with Disabilities>)とする提案を採択した。

欧州人の10%(約3800万人)が何らかの障害を持っており、いくぶん前進はみられたものの、依然として移動や教育、労働へのアクセスにおいて多くの困難が見られる。

そこで欧州委員会は、障害者年を設定することで、障害を持つ人々の権利を広く知らしめ、機会均等を促進するために必要な方策に関する議論や活動を高めようとしている。

欧州委員会は、これまでも欧州社会基金等を通じてこの問題に取り組んできたが、障害者年の設定により多くのイベントや会議の開催、報告書の作成が予定されている。

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