加盟国の平均失業率は7.8%
―2001年3月
欧州共同体統計局(Eurostat)が公表した2001年3月の失業率(季節調整済み数値)は、ユーロ圏(注1)の平均が8.4%、EU加盟15カ国の平均が7.8%であった。
失業率の推移を見ると、EU加盟15カ国の場合は、平均失業率が2000年3月に8.5%、2001年2月には7.8%を記録していた。一方、ユーロ圏の平均失業率は2000年3月に9.2%であったが、2001年2月には8.5%まで低下していた。
失業率が最も高かったのはスペインで13.5%、これに対し失業率が最も低かったのはルクセンブルグ(2.3%)であった。
Eurostatは、2001年3月時点でユーロ圏では1150万人が、EU加盟15カ国では1340万人が失業していたと推定している。
注
- ユーロ圏(Euro-zone)とは、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、フィンランドを指す。(本文へ)
2001年8月 EUの記事一覧
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