最低賃金、4ポンドへ大幅引き上げ

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック：2001年3月

現在時給3.7ポンド(1ポンド＝168円)の全国一律最低賃金が、2001年中に4ポンドへ大幅に引き上げられる見通しである。ステファン・バイヤー通産大臣によると、最低賃金は1999年に導入されたが、これまでに失業、平均収入、インフレに対して感知しうる影響をほとんど与えておらず、また、最賃導入で最も影響を受けた部門でさえ成長が衰えていない。

同大臣は2000年12月11日、最低賃金額に関して政府に勧告する役目を担う低賃金委員会に対し、このように証言するとともに、2001年7月までに、現在3.7ポンドの最賃額を引き上げるべきかどうかについて報告書を提出するよう要請した。なお、導入時の最賃額は3.6ポンドであった。

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