内閣改造で、職場関係省長官にアボット氏が就任
ハワード首相は、2000年12月に内閣改造人事を発表した。これによると、リース雇用職場関係小規模事業省長官は国防省長官に就任し、その後任にはトニー・アボット現雇用サービス大臣があたる予定である。
リース長官をめぐる人事については、一部でテレカード疑惑をその一因に挙げる向きもあるが、ハワード首相はこれを否定し、労使関係分野でのリース長官の業績に満足している旨を明らかにした。
新たに雇用職場関係小規模事業省長官に就任するアボット氏は、いわゆる「強硬論者」といわれており、リース長官の改革路線が継承されると予想されている。
また、家族社会サービス省長官には、アマンダ・バンストーン氏が就任する。
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