マニラの教員が賃上げ要求

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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マニラの公立学校の教員が、エストラーダ大統領の待遇改善拒否に対する抗議と地方賃金生産性委員会へ3000ペソの賃上げ要求のためストを検討している。

3000人を擁するマニラ公立学校教員組合のモロ副委員長は、全ての支部代表を1999年10月19日に招集する計画で、協議事項にはスト突入の可能性を含むと述べた。

モロ副委員長の説明は以下の通り。教員は必ずしもストで授業を混乱させる必要はなく、反対活動のピケに参加でもよい。教員は公僕として生徒の教育を考慮しなければならないので、午前中の授業を担当する教員は午後ピケに参加し、午後の授業を担当する教員は午前に参加することを提案する。

また、労組のある支部長は、ストは注意深く討議すべしと、組合や他の教員組織が下院に対しより多くの利益を求めてロビー活動をしていた努力を無駄にすることを危惧した。

ある官僚は匿名で、教員組合の指導者は教員の給与の等級を政府の標準化された賃金表で10から18に昇給させるようロビー活動をしていると述べた。要求された昇給の是認は教員の賃金の相当な増額を意味する。

一方、マニラ公立学校教員組合の教員達は、学校の当局が、マニラの102の小、中、高等学校で計画していた10分間の抗議行動を妨害したのを非難した。その抗議行動は政府が賃上げを拒否したことに対する抗議を意味していた。

市内には70の小学校があるが、高校は32校のみである。1999年10月15日、多くの学校で抗議行動が行われたが、マニラ高、アラウロ高のような大規模校では抗議行動はほとんどなかった。

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