ケルティACTU書記長が辞任表明
1999年8月、オーストラリア労働組合評議会(ACTU)書記長であるビル・ケルティ氏が2000年2月15日をもって辞任することを明らかにした。
ケルティ書記長は1970年から組合活動に関わり、1974年にはACTU研究員として働きはじめ、1977年にACTU副書記長に選出された。その後、1983年に現職のACTU書記長に就任し、17年あまりにわたりその職を維持してきたのである。ケルティ氏はACTUの真の実力者といわれるほど、その執行部内での影響力は大きいと評価されている。 空席となる書記長のポストについては、候補者の推薦が年内に行われ、1名以上の者が推薦される場合には選挙が実施される予定である。
現在、有力な後継者と目されているのがコベット副書記長である。ジョージACTU議長も2000年の辞任を検討していると伝えられ、ACTU執行部における世代交代が一層進みそうである。
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