職業訓練高校卒業者の求職期間最短
職業高校(FP)は長い間、大学に進学できない「出来の悪い生徒」の行くところというレッテルを貼られていた。その FP が、ここ数年は雇用創出につながる教育制度のスターに変身しており、政府もその宣伝に努めている。中級の職能訓練を身につけて FP を卒業する学生たちは、職探しに際して他の学生よりも問題が少なく、また彼らの受け取る賃金も平均以上の伸びを示している。
1995年の教育制度改革までは、生徒たちは義務教育(EGB)を14歳で終え、就職か進学のいずれかの道を選択することになっていた。進学を決めた者は、普通高校(BUP)3年、大学進学準備コース(COU)1年を経て大学に進学するか、または様々な職業訓練を行う FP に進むかの選択肢が与えられていたわけである。FP では例えば金属工、建設労働者、自動車部門労働者などになるために必要な技術を選んで勉強することができる。
1999年8月 スペインの記事一覧
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