労働政策研究報告書No.91
職業相談におけるカウンセリング技法の研究
概要
本書はプロジェクト研究「ホワイトカラーを中心とした中高年離職者の再就職支援等に関する研究」の中で開発した「職業相談・職業紹介逐語記録作成・解析システム」(カウンセリング技法という視点から、職業相談の特徴とプロセスを解析するソフトウェア)を中心に、職業相談のモデルと研究法を提案したものです。
まず、同プロジェクト研究の最終報告書( 『ミッドキャリア層の再就職支援 ― 新たなガイダンス・ツールの開発』 プロジェクト研究シリーズNo.8 )では触れることのできなかった、システム開発の背景にある職業相談の理論とモデルについて説明します。次いで、システムを活用し、実際のハローワークにおける職業相談事例を解析した結果を報告します。その結果から、求職者にとってよりよい相談をするには、職業相談の担当者がどのような工夫をすればよいのか検討しています。また、資料編では、職業相談のやりとりを分類する基準をまとめた「コーディング・マニュアル」も掲載しています。
本文
- 労働政策研究報告書No.91 サマリー(PDF:545KB)
- 労働政策研究報告書No.91 全文(PDF:6.3MB)
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研究期間
平成15 年度~平成18 年度
執筆担当者
- 榧野 潤
- 労働政策研究・研修機構 キャリアガイダンス研究部門 副主任研究員