人材派遣会社の雇用が2年間で28%増
2009年6月に終了したとされる景気後退からの2年間で、人材派遣会社は50万人の雇用を生み出した(10月10日に発表されたアメリカ人材派遣協会の報告書)。 一日にあたりの雇用数は2011年6月で224万7000人であり、2009年6月の175万6000人から49万1000人増(27.9%増)となった。
2008年第1四半期には25万人減と、景気後退期で最大の雇用減となっている。その理由として、景気後退期にはテンポラリーや請負労働者の雇用がまっさきに削減されると説明している。
しかし、人材派遣会社の雇用は景気後退期前と比べても着実に伸びている。
2006年6月12日に始まる週の雇用数を100とした場合、2009年7月4日には64と底を打ったものの、2011年6月には200と景気後退期前と比較して倍増している。
景気後退期を経て非典型雇用の動きが加速したと言えよう。
参考
- ASA Releases "American Staffing 2011: Leading U.S. Job Growth-Annual Economic Analysis Explains Staffing Industry Trends.
2011年11月 アメリカの記事一覧
- 人材派遣会社の雇用が2年間で28%増
- 原子力関連施設退職者への労災補償
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