高齢者雇用が増加傾向
人的資源省(MOM)が2月22日発表したところによると、シンガポールの高齢者雇用率は先進国の中でも高いことが判明した。1999年に定年が60歳から62歳に引き上げられて以降、高齢者雇用が増加しており、特に男性の雇用率は高いという。
2006年の男性の雇用率は、55~59歳が78%、60~64歳が60%で、いずれも過去最高を記録した。60~64歳の雇用率がシンガポールより高いのは、日本、韓国、スウェーデンの3カ国となっている。
一方、女性の場合は55~59歳が43%、60~64歳が25%と相対的に低水準にとどまっている。職種はサービス業が圧倒的に多く、高齢労働者全体の77%を占める。68%が清掃など低熟練労働に携わっているという。
出所
- NNA他
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