タイ人労働者による韓国での違法就労問題

カテゴリー:外国人労働者

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  • 国別労働トピック:2006年7月

タイ人労働者が旅行を装い韓国に入国、違法労働を行うケースが増えている。タイ労働省は韓国政府の要請を受け、違法労働者の取り締まりを強化すべく不正旅行業者をブラックリスト化することを明らかにした。

スパット・カックン(Supat Kukhun)労働省海外移住労働者管理事務所長(Director of the Labour Ministry’s Overseas Thai Labour Management Office)は、タイ人労働者を違法に韓国市場に送り込む悪徳旅行業者の存在を指摘、これらが手引きしているため、韓国でタイ人の違法就労者が急増しているという。

現在、合法的に韓国へ送り込まれているタイ人労働者は約1万1000人。彼らは韓国企業から2万8000~3万5000バーツ(8万3000円~10万3000円)の収入を得ているものとみられ、そのうちおよそ2万バーツ(5万9000円)をタイに住む家族の元へ送金しているという。

タイ政府は韓国政府と海外出稼ぎ労働者の送り出しに関し二国間協定(MOU)を結んでいるが、今月この協定が期限切れをとなるため、新協定を再締結することになっている。新協定には韓国の労働市場においてより多くのタイ人労働者が就労できるよう韓国政府の支援を求めることが盛り込まれているほか、タイ政府は、海外移住労働者管理事務所を韓国にも開設する予定であることを明らかにしている。

韓国での出稼ぎ就労の人気を受け、このところ韓国語コースを始める私立学校が急増している。こうした学校の質を管理するため、前出のスパット氏は無作為の検査を実施することを示唆した。またタイ労働省は、かつて韓国で出稼ぎ就労した経験を持つ労働者のために在タイ韓国企業への就労促進をタイ工業連盟に協力要請している。

参考

  • 6月2日付バンコク・ポスト紙

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