ベトナム婦人会が海外労働を希望する女性労働者を支援
ベトナムにおける、海外派遣に占める女性労働者の比率は、2001年は21%、2002年23%であったのが、2003年は45%と増加傾向にある。労働・傷病兵社会問題省(MoLISA)は、2004年の海外派遣労働者数を約6万人としているが、うち40%を女性労働者と想定している。
高収入で安定した海外での職を希望する女性を支援しているのが、各省にあるベトナム婦人会である。同会は女性労働者の労働条件や権利を監視する活動を行なっており、海外で働くことを望む女性の増加に伴い加入者数が近年増加している。
婦人会はまた、労働者の権利及び義務に関する講義や職業訓練、労働輸出機関の厳格な評価等を行っており、これらは同会の主要な活動と位置付けられている。ある海外派遣仲介業者は、タイビン婦人会と協力し、台湾やマレーシアに約500人の女性を看護婦や家政婦、繊維・縫製・電子工場に派遣している。
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