求職者の4分の3が仕事を見つける
―求職者に対する統計局調査
統計局の調査によると、2000年7月までの1年間の求職者数は255万2500人に上り、このうちの約194万人(約76%)が何らかの職を得ていた。一方、この期間に仕事を見つけることができなかった者は61万3300人であった。
まず何らかの職を得た者について詳しく見ると、このうちの58%が新たな職を得る前に失業しており、残りの42%は新たな仕事に就くために前の職場を辞めていた。また初めて仕事に就いた者が12%を占めていた。
求職期間については、職を得た者の21%が1週間以上4週間未満の求職期間であった。求職者の中でも若年層が仕事を見つけやすいこともわかっている。すなわち、職を得た者のうち39%が15歳から24歳の年齢階層の者である一方、55歳以上の者は4%に過ぎなかった。さらに、高齢求職者ほど職を得るまでに時間がかかり、15%の高齢求職者は仕事を見つけるまでに1年以上を要していた。
次に仕事を得ることができなかった者については、そのうちの53%が男性により占められ、また33%が若年層(15歳から24歳)であった。
ここでも高齢の求職者ほど仕事を見つけにくい傾向が伺え、たとえば55歳以上の求職者の40%が仕事を見つけられないでいた。また45歳から54歳までの求職者の31%、35歳から44歳までの求職者の28%が同様に仕事を得ることができていない。
そして、仕事を得ることができなかった者のうち2000年7月までの1年間を求職についやしていた者は34%を占めている。
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