欧州会社法案をめぐって雇用・社会政策理事会開催
欧州会社法案をめぐり、2000年12月に欧州雇用・社会政策理事会が開催された。欧州会社法案の中で、欧州会社への労働者参加に関わる部分が長年の懸案事項となっていたが、スペインが最終妥協案に賛成する意向を示したことから、ようやく欧州会社法案が採択される見通しとなった。
今回の理事会は、この問題に関する最終合意を取り付けるために特別に開催されたもので、理事会での最終的な採択は、手続的な問題などから2001年3月になる予定である。
1998年から99年にかけて当時の議長国であったオーストリアとドイツが、労働者参加に関する妥協案を提示し、加盟14カ国がこれに賛成したが、スペインだけが加わらなかったという経緯がある(ドイツの項の3参照)。
2001年3月 EUの記事一覧
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