欧州委員会、雇用戦略促進のための協力奨励提案を採択

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック：2000年11月

欧州委員会は2000年７月25日、雇用戦略を促進するための協力奨励提案を採択した。

同提案は、欧州雇用戦略の成果を基にし、労働市場政策の分析、調査およびモニタリングに関する加盟国の協力への資金提供に道を開くものである。その目的は、財政的なインセンティブを提供して、加盟国およびEUの雇用政策や知識経済を進展させ、その最善の実施を確認し、また革新と情報の広がりを進めることである。

アンナ・ディアマントプル雇用・社会問題担当委員は、同提案を歓迎し、「欧州雇用戦略の下で『加盟国の緊密な調整』政策はうまくいき始めている。今回の提案は、この政策を強化し、リスボン欧州理事会で描かれた、新たな経済における完全雇用と質の高い雇用についてのビジョンに我々をより近づかせるであろう」と語った。

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