講師紹介:第9回国際フォーラム
テレワーク:コミュニティーフレンドリーな働き方
 —地域と接点を持った働き方としてのテレワーク—
(2005年10月21日)

講師紹介

ブレンダン・バーチャル

/Brendan Burchell(英国ケンブリッジ大学上級講師)

1985年より、ケンブリッジ大学応用経済学部研究員、90年より同大社会政治学部にて教鞭をとる。失業などの労働市場の経験が労働者個人・家族・社会的福祉へ及ぼす心理的影響、パートタイム労働、ジェンダー、テレワーク等の社会学、心理学、経済学の学際的な研究に携わる。最近の成果は、共著で『生産の仕組み:市場、組織、業績(Systems of Production: Markets, Organisations and Performance)』(Routledge 2003年)など。

ウェンディ・A・スピンクス

/Wendy A. Spinks(東京理科大学工学部経営工学科教授)

1980年オーストラリア国立大学卒業(アジア研究、日本語優等卒業学位)後、東京大学新聞研究所に留学。96年シドニー大学大学院経営学博士号取得(人材管理)。城西国際大学人文学部国際交流学科専任講師を経て、現職。主な著書に、『テレワーク世紀~働きかた革命』(日本労働研究機構、1998年)など。

堀越久代

/ほりこし・ひさよ(堀越地域計画研究室代表・地域プランナー)

1988年、第一子出産を機に独立・在宅化。95年、在宅ワーク研究会設立。主な活動・成果は、横浜市女性協会助成研究「自宅で働く!在宅ワークの現状と課題」、トヨタ財団助成研究 「テレワーク先進国におけるホームオフィスのワークススタイル・ライフスタイルに関する国際比較研究―事業者性・労働者性・生活者性に着目して」など。

藤倉潤一郎

/ふじくら・じゅんいちろう(全国デジタル・オープン・ネットワーク事業協同組合代表理事 プラットフォームサービス株式会社代表取締役)

早稲田大学に在学中、NTTキャプテン・システムの普及プロジェクトなどに関わり、1990年、株式会社ネクステージを設立し、同大学を中退。日本財団インターネット調査事業の事務局長などを経て、1997年より全国デジタル・オープン・ネットワークの代表理事。04年10月、ちよだプラットフォームを開設、現在に至る。主な著書に『図解 60分でわかるインターネット・ビジネス成功術』(PHP、96年)、共著・編著に『インターネット・ビジネスの仕掛け方』(ダイヤモンド社、96年)など。

関 幸子

/せき・さちこ(株式会社まちづくり三鷹 シニアマネージャー)

法政大学法学部卒業後、三鷹市に就職。企画調整室時代に、研修先で関満博一橋大学教授に出会い、産業政策の必要性を強く感じる。住宅地の中でも出来る産業としてSOHOに注目し、インキュベーション施設を6つ立ち上げる。98年、株式会社まちづくり三鷹の設立に従事、同社へ派遣される。現在同社のシニアマネージャーとしてSOHO及び都市型産業の集積と育成を手がけ、地域発の新産業振興と企業支援を行っている。

神谷隆之

/かんたに・たかゆき(労働政策研究・研修機構主任研究員)

1980年早稲田大学政治経済学部卒、旧労働省入省。92年より日本労働研究機構にて、パートタイマーやテレワークについて研究。主な著書に『在宅ワーク解体新書』(日本労働研究機構、1999)。最近の主な成果は、共著で『在宅ワーカーの労働者性と事業者性』(JILPT調査研究報告書No.159、2003)、『在宅勤務による女性の雇用継続』JILPTディスカッションペーパー、2005)など。