開催報告 第106回労働政策フォーラム(2019年11月5日)
女性のキャリア形成を考える─就業形態・継続就業をめぐる課題と展望─

女性の就業率が上昇し、いわゆるM字カーブが解消されつつある一方、女性の就業者の半数以上は非正規雇用に就いており、その割合はこの10年間でほとんど変わっていない実態がある。女性の労働環境は、改善しているといえるのだろうか──。2019年11月5日に開いた労働政策フォーラムでは、女性の就業形態・継続就業をめぐる課題と展望について、働く女性のための環境整備に前向きな企業と研究者が議論した。

(※講師の肩書きは開催当時のもの)

基調講演

女性活用「短時間正社員」の重要性

脇坂 明
学習院大学経済学部 教授

研究報告

育児期女性の職業中断──子育て世帯全国調査から

周 燕飛
労働政策研究・研修機構 主任研究員

事例報告

女性のキャリア形成を考える

斉之平 伸一
三州製菓株式会社 代表取締役社長

女性の活躍支援に向けた当社の取り組み

村上 治也
明治安田生命保険相互会社 人事部ダイバーシティ推進室 主席スタッフ

『女性のためのスマートキャリアプログラム』──女性の仕事復帰・キャリアアップを支援

小川 智由
明治大学商学部 教授

パネルディスカッション

パネリスト

脇坂 明
学習院大学経済学部 教授
周 燕飛
労働政策研究・研修機構 主任研究員
斉之平 伸一
三州製菓株式会社 代表取締役社長
村上 治也
明治安田生命保険相互会社 人事部ダイバーシティ推進室 主席スタッフ
小川 智由
明治大学商学部 教授

コーディネーター

濱口 桂一郎
労働政策研究・研修機構 研究所長