JR東海・JR西日本は昨年実績を上回る一時金で妥結

(2013年3月15日 調査・解析部)

[労使]

JR東海の労使は14日の団体交渉で、「定期昇給の実施」「夏季手当2.95カ月」の内容で妥結した。夏季手当は昨年実績を0.05カ月上回っている。また、JR西日本の労使も15日、年間臨給5.38カ月(昨年比0.08カ月増)及び56歳以降の賃金改善や契約社員(雇用期間区分が1年未満)の基本賃金(時間額)の5円引き上げなどの内容で妥結した。

組合はそれぞれ上部団体のJR連合の方針を踏まえ、ベースアップ1,000円の要求を掲げ、有額回答を求めたが、定昇実施での決着となった。