日本労働研究雑誌 1999年5月号(No.466)


特集:あらためて失業を考える


提言

日本的雇用慣行─どこが変化しているのか

小野旭(東京経済大学経済学部教授)

論文

就業と失業─その連関と新しい視点

太田聡一(名古屋大学助教授)

玄田有史(学習院大学助教授)

高失業率時代における雇用政策

大竹文雄(大阪大学助教授)

諸外国における最近の雇用・失業対策の動向─ドイツ・フランスを中心として

井口泰(関西学院大学教授)

失業時の所得保障制度の役割とその経済効果

橘木俊詔(京都大学教授)

論文(投稿)

戦前期日本の雇用創出─長野県諏訪郡の器械製糸のケース

神林龍(東京大学大学院)

紹介

女性離職者の生活・意識問題

下山昭夫(淑徳大学助教授)

ストレス理論に基づく失業研究の展望─失業が個人の心理的状態に及ぼす影響

坂爪洋美(慶應義塾大学大学院)

研究ノート(投稿)

職場管理職の人材配分過程における役割─製薬企業における営業所長の事例研究

梅崎修(大阪大学大学院)

書評

千葉利雄著『戦後賃金運動』

島田晴雄(慶應義塾大学経済学部教授)

読書ノート

橘木俊詔著『日本の経済格差』

八木匡(同志社大学経済学部教授)

高尾尚二郎著『組織コミットメントの多次元性』

高木浩人(光華女子大学助教授)

資料

JIL労働文献目録

日本労働研究機構