労働政策研究報告書No.87
中学生、高校生の職業レディネスの発達
―職業レディネス・テスト標準化調査の分析を通して―
概要
本報告書は、「職業レディネス・テストの改訂」のために実施された標準化調査のデータをもとに、中学生、高校生の職業レディネスの発達を様々な観点から分析し、まとめたものです。調査では、全国の中学生約 1万 1,000名、高校生約 1万 7,000名に対して、「職業レディネス・テスト」を構成する、「職業興味」、「基礎的志向性」、「職務遂行の自信度」に関するデータを集め、加えて、好きな科目、嫌いな科目、将来の仕事や進路への意思決定の程度を回答してもらいました。
結果を分析したところ、「職業レディネス・テスト」の実施で得られる様々な指標は、中学生や高校生の職業発達を的確に捉えていることがわかりました。中学生から高校生にかけて好きな職業や嫌いな職業の区別がだんだんはっきりしていくこと、授業での好きな科目、嫌いな科目が職業興味にも反映されていること、高校生においては所属している学科と職業興味の関連が見られることなどが確認されました。
本文
- 労働政策研究報告書No.87 サマリー(PDF:436KB)
- 労働政策研究報告書No.87 全文(PDF:6.7MB)
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研究期間
平成 16年度 ~ 平成 18年度