ディスカッションペーパー 05-011
雇われない、雇わない働き方
―個人請負の労働実態に関する比較研究―

平成17年4月19日

概要

近年、非正規雇用のうち、請負または業務委託に基づいて労働を行ういわゆる「個人請負」が増加しています。本稿では、アンケート調査を用いて個人請負の実態に関する計量的分析を行いました。

まず、労働時間や年収・時間あたりの収入額について、正社員・非正社員・個人請負間で比較した結果、個人請負は正社員に近い構造を持っていました。就業形態の選択については、「年齢が高い人」、「未婚女性」、「失業経験者」であるほど、正社員に比べて個人請負を選択していました。また、個人請負の収入額は、「開業年数(長いほど高い)」、「性別(女性は男性より低い)」、「リスクへの態度(「リスク回避型」の人はそうでない人より低い)」により左右されていることがわかりました。

本文

執筆担当者

周 燕飛
労働政策研究・研修機構 研究員

データ・アーカイブ

本調査のデータが収録されています(アーカイブNo.24)。

入手方法等

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非売品です

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※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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