2004度予算案、引き続き成長重視

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マハティール首相兼財務相は9月12日、2004年度予算案を発表した。マハティール政権のものとしては最後の予算案となるが、従来どおり経済発展と成長を重視する内容となった。

首相は予算案に込められた「5つの戦略」として、1.民間部門とサービス業の成長を刺激する、2.安定した財政政策をとり、近い将来、均衡予算を実現する、3.通貨政策を通じて民間の消費と投資を後押しする、4.国の国際競争力を高めマレーシアを真の貿易立国にする、5.社会政策を強化し、国民生活の質を高める-を挙げた。

今回の予算案では法人税率(28%)の引き下げは見送られはしたが、低率の法人税が課される中小企業の範囲を拡大し、また販売促進費の非課税にするなど、企業の負担軽減を図った。

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