フィリピン人家政婦、中国へ進出

※この記事は、旧・日本労働研究機構(JIL)が作成したものです。

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  • 国別労働トピック:2003年4月

ロザリンダ・バルドツ海外雇用庁(POEA)長官は、2002年1月14日、政府が中国政府と、フィリピン人家政婦と英語教師を受け入れた場合の交換条件について最終段階の協議をしていることを明らかにした。

家政婦については、すでに両政府間で合意が成立したため、フィリピン人家政婦約20人が、2月より深土川市の外資系企業などで勤務する外国人労働者の家庭で就労する予定である。

外国人家政婦の月額賃金は、約3000元(362米ドル)に設定される見込みである。これは、香港の外国人家政婦の最低月額賃金360香港ドル(40米ドル)より低いが、中国人家政婦の月額賃金よりはかなり高く見積もられている。

POEAの関係者や海外への就職斡旋業者は、中国の外資系企業で働く外国人労働者が急速に増加している中で、英語のできるフィリピン人家政婦への需要は今後急速に増加するのではないかと大きな期待を寄せている。

一方、フィリピン人英語教師については、中国政府が提示した賃金が268米ドルで家政婦より低かったため、交渉にはしばらく時間が必要だと見られている。

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