開催案内:第7回国際フォーラム
少子化問題と働き方を考える
 —仕事と生活の両立に関する欧米の取り組み—
(2005年3月11日)

我が国の合計特殊出生率は過去30年間一貫して下がり続け、2003年には1.29を記録しました。少子化の進行は労働力人口の減少をはじめ、国民生活に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。政府の「少子化社会対策大綱」では少子化の流れを変えるための重点課題のひとつとして、「仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し」をあげています。今後来るべき人口減少社会において、誰もが意欲をもって働くことができるような環境整備が求められています。我が国に先んじて出生率の低下を経験した欧米諸国では、「ワーク・ライフ・バランス」という新たな視点に立った取り組みが進んでいます。本フォーラムでは、米国、ドイツ及び英国の取り組みについて考えてみたいと思います。

開催案内

  • 日時:2005年3月11日(金)13:30~17:00
  • 場所:東京都千代田区霞ヶ関1丁目4番地2号 大同生命霞ヶ関ビル6階 
  • 主催:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
  • 参加費:無料
  • お問い合わせ先:国際研究部

プログラム

  • 13:30 開会
  • 13:30-13:40 開会あいさつ
  • 13:40-14:20 報告1
    「次世代育成支援におけるワーク・ライフ・バランスの視点の重要性」
    武石恵美子氏(ニッセイ基礎研究所上席主任研究員)
  • 14:20-15:00 報告2
    「先進国の少子化事情と米国の効果的なワーク・ライフ・バランス施策」
    パク・ジョアン・スックチャ氏(ワーク/ライフコンサルタント)
  • 15:00-15:40 報告3
    「少子化時代における国家と企業の投資:ドイツにおけるワーク・ライフ・バランスの推進策」
    伊藤美保氏(ワークプレイスコンサルタント)
  • 15:40-16:00 ブレイク
  • 16:00-16:20 報告4(研究発表)
    「英国におけるワーク・ライフ・バランス事情:政府の支援を中心に」
    JILPT国際研究部
  • 16:20-16:40 コメント
    小倉一哉(JILPT副主任研究員)
  • 16:40-17:00 質疑応答
  • 17:00 閉会

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