開催報告 第85回労働政策フォーラム(2016年5月11日)仙台開催
地域における雇用機会と就業支援

写真:壇上の様子

「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定されるなど、地方創生が政府全体の重点課題となっている。地域雇用に関しては、特に若年者の地元定着や大都市圏からのUIJターン促進が重要な論点になっている。地域にどのような雇用機会・就業支援があれば地元定着やUターンが促され、転出に歯止めをかけるとともに、大都市圏から人を呼び込むことが可能なのか。2016年5月11日にJILPTが仙台市で開いたフォーラム(後援:宮城労働局、宮城県、宮城県経営者協会)では、地域における雇用創出や就業支援の取り組み、求められる方策のあり方などについて議論した。なお、講師の役職は開催当時のもの。

基調講演

産学金官による新たな取り組み

藤本 雅彦
東北大学地域イノベーション研究センター長

研究報告

地域雇用の現状と課題─若者の定着・UIJターン促進のために

高見 具広
労働政策研究・研修機構研究員

事例報告1

みやぎの産業復興の現状と雇用対策

髙橋 裕喜
宮城県経済商工観光部次長

事例報告2

三陸鉄道の雇用維持の取り組み

望月 正彦
三陸鉄道株式会社代表取締役社長

政策説明

就業支援のための制度・施策

齋藤 久仁浩
宮城労働局職業安定部職業対策課長

パネルディスカッション「地域における雇用機会と就業支援」

パネリスト

藤本 雅彦
東北大学地域イノベーション研究センター長
望月 正彦
三陸鉄道株式会社代表取締役社長
高見 具広
労働政策研究・研修機構研究員

司会

小野 昌子
労働政策研究・研修機構主任研究員