開催報告:第69回労働政策フォーラム
大学新卒者の就職問題を考える
(2013年9月10日)

日本の大学進学率は5割を超え「大学全入時代」といわれている。その一方、大学卒業後にフリーターや無業者となる人も少なくない。そうした人たちの多くは不安定な職業経歴を歩むこととなり、低所得層や貧困層に陥る可能性が懸念される。
本フォーラムでは、大学・企業・行政の担当者と研究者が、大卒新卒者の就職実態と安定的な就労促進に向けた課題などについて報告・議論した。
基調報告
大学新卒者の就職難の実態
- 伊藤 実
- 労働政策研究・研修機構特任研究員
研究報告
若年者雇用支援施策の利用実態─中小企業調査から
- 岩脇 千裕
- 労働政策研究・研修機構副主任研究員
事例報告1
「新卒応援ハローワーク」からみた学生・既卒者の就職問題─行政の就職支援の取り組み
- 田口 勝美
- 東京新卒応援ハローワーク室長
事例報告2
〈グローバル化〉という名の黒船─世界で活かす日本のちから~大学就職支援の取り組み
- 三栗谷 俊明
- 国際教養大学キャリア開発センター センター長
事例報告3
トッパン・フォームズの新卒採用の取り組み─Dynamic Change and Challenge
- 坂田 甲一
- トッパン・フォームズ株式会社取締役総務本部長
事例報告4
東京ニュース通信社の新卒採用の取り組み
- 奥山 卓
- 株式会社東京ニュース通信社代表取締役社長
パネルディスカッション
パネリスト
- 三栗谷 俊明
- 国際教養大学キャリア開発センター センター長
- 坂田 甲一
- トッパン・フォームズ株式会社取締役総務本部長
- 奥山 卓
- 株式会社東京ニュース通信社代表取締役社長
- 田口 勝美
- 東京新卒応援ハローワーク室長
- 岩脇 千裕
- 労働政策研究・研修機構副主任研究員
コーディネーター
- 伊藤 実
- 労働政策研究・研修機構特任研究員