開催報告:第57回労働政策フォーラム
経営資源としての労使コミュニケーション
(2012年1月24日)

企業が経営活動を行ううえで労使が一体感と共通の方向性を持つことは重要であり、信頼関係と良き緊張感のある労使コミュニケーションは大きな「経営資源」となり得る。2012年1月24日にJILPTが開催した労働政策フォーラムでは、わが国の労使関係の現状を明らかにするとともに、これからの労使関係はどうあるべきかについて、研究者による分析や労使の好事例を踏まえた議論を行った。
基調報告
わが国の労使関係の過去・現在・未来
- 濱口桂一郎
- 労働政策研究・研修機構統括研究員
研究報告
労使関係のフロンティア―労働組合の羅針盤
- 呉 学殊
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
事例報告
資生堂労働組合の取り組み~イキイキと活力ある職場づくり~
- 赤塚 一
- 資生堂労働組合中央執行委員長
連結経営下、労組もグループ化へ~個別最適から全体最適へ~
- 恩田 茂
- ケンウッドグループユニオン中央執行委員長
好ましい企業風土づくりは、経営者の経営姿勢の確立から
- 山田 茂
- 株式会社山田製作所代表取締役社長