アリゾナ州移民法の施行を連邦地裁が差し止め
フェニックス連邦地裁は7月29日から施行されることとなっていたアリゾナ州移民法が連邦法と矛盾する点があるとして28日に差し止めた。アリゾナ州移民法では不法移民の就労を禁じ、警察官が往来で不法移民であると思われる者に質問することや、不法移民であることを理由に逮捕することも可能としていた。一方、連邦法では事業主が不法移民を雇用することは禁じているものの、就労を理由として不法移民を罰しないだけでなく、不法移民であっても正当に賃金を受け取るなどの労働者としての権利が認められている。今回は、州法に対する連邦法の優位性が焦点となり、差し止めの判断となった。
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