少人数での集会をライブ配信／全労連系メーデー
2021年5月12日 調査部
全労連などでつくる第92回メーデー実行委員会５月１日、代々木公園内で代表者ら少人数での中央メーデー集会を開き、その模様をオンライン配信した。オンラインでのメーデーは昨年に続き２回目。
「労働者の団結と連帯で困難を乗り越える」（小畑実行委員長）
小畑雅子・代表委員（全労連議長）は主催者あいさつで、この１年間、命を守ることを最優先に、労働者の雇用と暮らしを守る取り組みや公正な社会の実現を求める闘いの構築に注力してきたことを紹介。「新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないもとで、新たな困難を抱えながら、職場・地域の要求実現のために、知恵と力を尽くしてとりくみを進めてきた」と述べたうえで、「労働者の団結と連帯のたたかいで、コロナパンデミックのもとでの困難をともに乗り越えよう」などと訴えた。
集会では、全労協系メーデーからのメッセージを代読。地方のメーデー会場と中継をつなぎ、福島・広島両県の県労連議長が決意表明した。このほか、「貧困と格差の解消、持続可能な社会、戦争のない平和な世界をめざし、働く者の手で未来をつくりだす」ことを呼び掛けるメーデー宣言も採択した。
