自動車総連会長が回答を受け会見/「労組の思いを重く受け止めたもの」

(2012年03月16日 調査・解析部)

[労使]

自動車総連の西原浩一郎会長は14日午後、主要メーカーが回答したことを受け、記者会見した。今季交渉について、「一時金については回答がバラついているが、労組側の思いを経営側が非常に重く受け止めたものと考える」と語った。各社の交渉の中で定昇凍結といった議論は浮上しなかったが、年間一時金については同日の会見までに8組合が回答を引き出し、うち5組合が満額を獲得した一方、マツダは前年実績を1.2カ月下回る過去最低の3.3カ月で妥結した。